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戸籍
戸籍とは戦前の家制度をもとに家族(戸)単位で記録管理しているものです。現在では、相続登記等をする際に家族関係や婚姻関係を証明するために使われることがあります。
戸籍の謄本と抄本
戸籍には「謄本」と「抄本」の二種類があります。
謄本と抄本の違い
共に戸籍の写しであることに変わりはありませんが、記載している内容が違います。
謄本は全ての事項が記載されている
抄本は一部のみが記載されている
ただし、謄本と抄本の呼び方が変わりました。
戸籍簿が電算化(コンピューター化)されると
・戸籍抄本→個人事項証明書
と呼び名が変わることになりました。
戸籍の証明書はいつ使うのか?
主に相続登記の際に必要です。
戸籍は本籍地が管理しているため、婚姻や本籍地の移転によって本籍が変わると相続登記をする際に移転の繋がりを証するためにいくつかの戸籍が必要になることがあります。
戸籍に載る情報はあくまでも本籍であった期間のみです。
戸籍の証明書はどこで取得できるのか
1管轄する役所の窓口で直接請求
戸籍を管轄する役所で数百円の手数料を支払えばその場で貰えます。ただし、土日祝日は窓口が開いていないことがあるので注意が必要です。
2コンビニ交付
マイナンバーカードを使ってコンビニのマルチプリンターから取得できます。役所に請求するより、手数料が安く、簡単に請求することができます。