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行政書士

【保存版】行政書士の就職、補助者バイト、働き方を全て解説【会社以外での使い道もあり】

2020年2月15日

行政書士の働き方が気になって仕方がない人「行政書士って就職できるのかな。士業事務所以外にも道があるなら知りたい。」

 

 

 

こんな疑問を持つ人向けの記事です。(結構長いです)

 

 

この記事を書いているわたしは、MARCH法学部を卒業後、行政書士を取得して士業事務所で働いた経験があります。

 

ちまたでは、行政書士の求人はないから「資格取っても仕事ないよ」と言われていますが実際はそんなことはないんですよね。

もちろん一般企業と比べると狭き門ではありますが、仕事はあります。安心してください。

 

1 行政書士試験に合格した後の働き方を全て解説します【いろんなキャリアがあります】

行政書士試験合格後のキャリアは大きく分けて3つの働き方に分かれます。

 

1 行政書士として独立する

2 士業事務所に就職する

3 資格を活かして一般企業に就職する

 

以下の3パターンに分けて見ていきます。【①大学生②新卒③転職者】

①大学生の人

大学生の内に行政書士の資格を取った人は、いろんなキャリアパスが選べます。

 

中でも一押しなのが「士業事務所のインターン」です。

 

行政書士の資格を持っている学生であれば、弁護士事務所、司法書士事務所、行政書士事務所、社労士事務所、税理士事務所どこでも採用されやすくなります。

 

士業事務所インターンのメリット

時給がやや高い

・コンビニバイトよりはるかに楽しい仕事ができる

・就職活動に有利になる

 

士業事務所のインターンに行くと、周りの士業の先生と同じような仕事に触れることができます。これまで、誰でもできるバイトしかしてこなかった人にとってはかなり新鮮に感じるはずです。

 

学生は試験をパスするためだけの勉強しかしていません。

一方、士業事務所に行けば勉強したことが「仕事」になる。お金を稼ぐことができる。この感覚を味わうことができます。

わたしも初めて「仕事」をした時は頭を使った仕事に感動を覚えました。

 

コンビニでひたすらレジ打ちをしている大学生より、経験値がぐーんと上がることは言うまでもありません。

 

士業インターンの探し方

士業インターンはキャリアバイトで探せばOKです。

探し方は簡単で、求人検索で「行政書士」「司法書士」「弁護士」で絞り込みます。

すると、いくつか候補がでますがここで最大のポイントがあります。

 

士業事務所の募集はフルタイムが多いです。大学生がフルタイムで働くのは厳しい人が多いかと思います。

そんな時は、電話応募の際に「現在大学生で行政書士の資格を持っています。インターン生として短時間勤務で働きたいです。」

これでOKです。

士業は規模が小さい事務所が多いので、意外と柔軟に対応してくれます。

日本最大級の長期インターン求人メディア『キャリアバイト』

 

②新卒の人

行政書士の資格を持った新卒の人は士業事務所に就職するより「一般企業」の方が断然おすすめです。新卒で士業事務所に行く人はこの道でやっていく覚悟が必要です。

 

士業事務所より一般企業の方が良い理由は2点

①士業事務所は給料が低いし昇給が見込めない

②新卒カードは思っている以上に貴重

順に解説していきます。

 

①士業事務所は給料が低いし、昇給が見込めない

士業事務所は大規模といってもせいぜい数百人程度の規模しかありません。稼いでいる人も多くいますが、社会人経験のない人に多くの給料を払う会社はありません。一般企業と比べると昇給も難しいことがほとんどです。

事実、活躍している人は一般企業で活躍してから士業の業界に来ています。

業としてやっていきたいのであれば、スキルを身につけて30代から飛び込んでも遅くはありません

 

②新卒カードは思っている以上に貴重

新卒の時にはあまり実感できませんが、新卒カードは死ぬほど貴重です。

何が貴重なのか。

それは、「未経験であっても、どんな業界にでも入ることができるし大手企業に入るのが楽」

新卒はどこの会社、どこの業界でもチャレンジできます。転職時に知りますが、新卒以降の就職は基本的にスキル採用です。たとえ、やりたいことがあっても未経験だと就職が狭き門になります。また、給料も新卒時に戻ります。

 

おすすめの新卒カードの使い方は

「なるべく多くの業界を研究し、なるべく多くの企業の話を聞いて、興味のある会社に行く。合わなければ士業の資格を活かした転職をする」

多くの業界や会社を知るには合同説明会がベストです。合同説明会に行くと「あぁ、こんな仕事もあるんだ」、と結構楽しいんですよね。

合同説明会に力を入れている大手はMeetsCompanyです。大手企業も参加しています。新卒で行政書士に合格する優秀な人であれば、十分チャレンジできます。

MeetsCompany

 

③転職する人

転職する人にとって行政書士は資格を活かしてキャリアチェンジをする最高のきっかけです。

すでに社会人経験を積んでいるので「前職の経験×行政書士の知識」を使って転職することができます。

 

具体例で考えていきます。

営業の経験がある→民法や不動産知識が活きる「不動産営業」

営業ではなく事務がメインの仕事をしたい→行政書士試験の知識を活かし「独立行政法人」例)住宅金融支援機構など

 

基本は前職の経験を活かした上で行政書士の資格をアピールしながら転職するとうまく行きやすいです。

もちろん、行政書士として独立もしくは士業業界に飛び込むのもありです。

 

転職活動は大手転職サイトエージェントを利用しつつ実際の社員の口コミを参考にしながら決めると納得のいく仕事に出会えます。

 

社員の口コミはエージェントはあまり教えてくれないので、【転職会議】で見るのが無難です。これが社員の本音なので参考になります。

転職会議

番外編です。

ノマド、副業

行政書士の資格を取ったら、「パソコン片手にノマドで仕事ができないかな」「副業で数万円稼げたらいいな」

こんな思いで行政書士の勉強をしている人もいるかと思います。

 

結論からいうと、全くおすすめできません。

楽して行政書士として稼ぐことは難しいです。副業やノマドワーカーになりたいのであれば、プログラマーWEBデザイナーなどの手に職をつけたスキルを習得したほうがいいです。

行政書士試験の勉強時間の目安は600時間なので、その時間をプログラミングの勉強に当てればそこそこ稼げるようになれます。

 

行政書士に関するQ&A

Q.行政書士事務所は残業が多いのか?

A.事務所によります。

Q.補助者の求人はあるのか?

A.ほとんどありません。

Q.行政書士の資格は一般企業内でどんな使い道があるのか?

A.法律の知識があるので、法務の部署に配属されやすくなります。

Q.行政書士の実務経験はどこで学べるのか?

A.昔は事務所で学ぶのがメインでしたが、最近は通信講座が主流になりつつあります。

【資格スクエア 行政書士講座】

 

2 行政書士のおすすめのキャリアビジョンは?【一般企業です】

行政書士試験に合格すれば起業、インターン、士業事務、一般企業と多くの道が開けますが、一番おすすめのキャリアビジョンは一般企業にステップアップ就職することです。

 

「それなら、行政書士を取る意味がないじゃないか」

 

と思う人がいるかもしれませんが、それは大きな誤解です。

 

行政書士の資格を持ちながら就職活動・転職活動をすることは

新卒であれば、ポテンシャル採用時にスキルとして評価されるので、資格を持たない場合と比べてワンランク上の会社に採用されやすくなります。

転職であれば、士業、不動産業界に転職するきっかけとして活用できます。

 

ポイント

新卒→採用されやすくなる

転職→業界を変えることができる

 

まとめ:行政書士は独立を考えるよりキャリアアップにつながる資格です。

記事のポイントをまとめます。

おすすめのキャリア

・大学生→士業事務所インターン【新卒カードを大切にする】

・新卒→一般企業で経験を積んで士業業界へ

・転職→前職を活かしたステップアップor士業業界へ

結局、一般企業がいい

 

行政書士試験に合格すると、これまで見えなかった道が見えてきます。同時に、自分に自信がつきます。小さなことですが、この自己肯定感はかなり大事です。

 

率直に言って行政書士に合格したからと言って、誰もが満足する仕事に就くことができるわけではありません。しかし、難関資格に合格するためにコツコツと努力を続けてきた人にとって、今後のキャリアにとって大きな力になることは明らかです。

 

行政書士に興味がある人は関連記事も参考にして下さい。

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