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法務

こんなにある印鑑の種類 「実印」「認印」「会社印」違いとは?

2018年8月5日

 

司法書士の業務で印鑑を使う機会はかなり多いですよね。

印鑑の種類は結構ありますが、一度覚えれば見分け方は簡単です。

 

・実印
・銀行印
・認印
・三文判
・シャチハタ

 

①実印


住んでいる市町村に届出を出したものが実印とされます。不動産の売買など重要な取引の際に使われます。また、この実印が本物であることの証明として市町村の発行するものが印鑑証明書です。

印鑑登録申請書と印鑑カード交付申請書を役所に提出することによって取得できます。

実印に使う印鑑は専門店で作ることができます。費用は10,000円前後で作れることが多いです。また、印鑑登録と印鑑証明書の請求ともに数百円程度の費用がかかります。

 

印鑑登録証明書例

②会社実印

会社にも印鑑があります。個人同様に会社実印、会社銀行印、会社認印があります。

代表取締役が登記所に印鑑を提出することによって会社実印となります。そのあと「登記所」が印鑑証明書を発行します。この印鑑証明書を使って会社の登記を行います。

個人の印鑑より価格が高いことが多いです。20,000円前後かかります。

印鑑証明書交付申請書例

 

③銀行印

口座開設の際に登録することができます。お金をおろす時や金融機関との取引において使われます。

実印と異なり各銀行に届出を出します。つまり銀行によって銀行印は異なります。実印と銀行印は別のものを使うことができます。

 

④認印

実印と銀行印以外の判子です。どこにも登録の届出を出していないものが認印にあたります。契約書などに使われます。

 

 

⑤シャチハタ(ネームスタンプ)


よく見る判子です。朱肉を使わず、判子が押せる便利なタイプです。実印、銀行印、認印と違い本体にインクが入っています。シャチハタは実印、銀行印として登録することができません。

シャチハタには以下の特徴があります。

・ゴムに彫られている
・ゴム製のため経年劣化によって印影が代わりやすい
・インクは劣化によって見えにくくなる

 

⑥三文判(さんもんばん)

よく100均で売っている判子です。大量生産されているため誰でも同じ判子を使うことになります。銀行印として使えることはありますが、実印としては使えない市町村がほとんどです。

 

印鑑はどこで買えばいい?

100円ショップで売っている印鑑では実印として登録することがでいきないことがあります。実印は重要な取引契約に使われますので少しでもいい印鑑を使いたいのであればはんこ専門店で買うのがおすすめです。

はんこプレミアム」はネットのはんこ専門店です。実印用の印鑑以外にも会社印やネームペンも売っています。即日で買えるため、急にはんこが必要になった時にも便利です。

もう1つ、
デザインはんこのエシルス」という専門店も最近人気です。一般的な既成ハンコではなく、名前を一つ一つスタイリッシュにデザインしたはんこを格安で買うことができます。他の人と被らない、希少でオリジナリティのあるはんこが欲しいときに便利です。

 

印鑑って必要?

日本に根強い印鑑の文化ですが、もともと印鑑は中国の発祥だそうです。ただ現在、中国ではあまり印鑑を使うことはなくサイン文化に移行しています。

 

日本も登記のオンライン化によって電子署名であったり、これまでとは違った形で本人確認することもあります。

 

こういった流れは一層進み、将来的には印鑑を使わずサインによって不動産売買ができるようになるかもしれません。印鑑を日本の文化として残していく必要はあるかもしれませんが、本人確認の手段としては印鑑である必要はありません。

最近は3Dプリンターによって印鑑を偽造する例もあるようです。

将来的には印鑑が過去の産物になるかもしれませんが、しばらくの間は印鑑文化が続くと思いますので、必要な印鑑は手元に揃えておきましょう。

はんこプレミアム

デザインはんこのエシルス

 

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