マンションを購入すると不動産を二つ取得したことになる?
一戸建てであれば建物と土地の双方を購入しているイメージが湧きやすいです。一方、マンションも建物と土地の双方を購入することができます。
マンションは別名「区分建物」と呼ばれます。区分建物は一つの大きな建物の中の独立した各部屋を購入することができます。いわゆる「分譲マンション」です。
分譲マンションを購入すると「部屋の所有権」のみを購入しているようにも見えます。実際は、部屋の所有権のみならずマンションの建っている土地の所有権も取得していることがあります。土地の所有権は各部屋の持ち主全員で共有といった形で所有しています。※土地の所有権ではなく賃借権の場合もあります。
マンションの土地の所有権を持っているかはどこで分かる?
マンションの土地の所有権を持っているかどうかは不動産の登記簿謄本で確認することができます。
まず、マンションの土地には二種類あり「敷地権化されている」「敷地権化されていない」ものがあります。
敷地権化とは簡単に言うとマンションの建物と土地の双方を一緒のものとして取り扱うということです。敷地権化されていうるマンションの部屋を担保に入れると自動的に土地も担保に入ります。
古いマンションはこの敷地権化がされていないことが多いです。
敷地権化されているマンションはマンションの部屋の登記簿謄本に土地の表示がされるのでどの土地をどのくらいの割合で所有しているかが分かります。
敷地権化されていないマンションではマンションの部屋と土地の登記簿謄本を取得して確認しなければなりません。
とりあえずマンションの部屋の登記簿謄本を取れば敷地権化されているかどうかが分かります。
マンションに抵当権を設定するとどうなるのか
購入した敷地権化されたマンションに抵当権を設定すると自動的に土地にも抵当権の効力が及びます。したがって、抵当権の対象となる不動産は二つです。
不動産の個数は登記をする際に影響してきます。例えば抵当権を抹消する登記は税金が不動産の個数×1000円かかります。土地と建物合わせて2000円です。
「マンションを買ったんだから不動産は一つしかもってないよ」と思っている方、あなたはマンションの土地も持っていますよ。
