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行政書士試験の勉強法 行政書士

【公務員試験に落ちた】とりあえず行政書士の資格を取るべき理由

2019年8月28日

公務員試験に落ちて辛い人「公務員試験に落ちた・・・。どうしようか。今さら民間企業に行けばこれまでの勉強が無駄になってしまうので迷う。」

 

 

 

公務員試験に落ちた人はこの先どうすればいいのか悩みますよね。こんな人向けの記事です。

 

公務員試験に落ちて辛い人は2つの選択肢で迷っているはずです。

①「来年もう一度、公務員試験を受ける」②「民間企業に行く」

どちらの道を選ぶのも自分次第ですが、公務員試験に落ちた人はまず行政書士の資格を取るのがベターです。

 

 

本記事のポイント

・公務員試験に落ちた人が行政書士を取るべき理由

・公務員試験に落ちた人が行政書士の勉強と同時にすべきことはインターン

 

わたしはMARCHの法学部を卒業しました。そのため同級生が公務員試験に落ちて民間企業に行った人達を見てきました。彼らは必死に行った試験勉強が徒労に終わってしまいました

公務員試験と行政書士試験の両方を知っているわたしが本記事で下記の内容を解説します。

 

■もくじ
1. 公務員試験に落ちた人が行政書士の資格をとるべき理由
2. 公務員試験に落ちた人が行政書士の勉強と同時にすべきこと

 

公務員試験に落ちた人が行政書士の資格をとるべき理由

公務員試験に惜しくも落ちてしまった人がまず行政書士の資格を取るべき理由には3つのポイントがあります。

 

ポイント

①公務員試験の努力を無駄にさせない【辛い気持ちを原動力にさせる】
②行政書士試験は受かりやすい
③行政書士試験に受かれば就職活動に有利になり就職の選択が広がる

 

①公務員試験の努力を無駄にさせない【辛い気持ちを原動力にさせる】

 

公務員試験の勉強はかなり大変ですよね。なにより科目が多いので合格の難易度が高いです。

一方、民間企業では公務員試験で学ぶ科目を勉強しなくても採用されるため、公務員試験に落ちると無駄な勉強になってします。

 

数的処理や英語は民間企業でも求められるスキルですが、公務員試験の重要科目の「民法」「行政法」といった専門科目は公務員試験のために勉強しています。

 

そのため、公務員試験に落ちてしまうとこれまで勉強してきた専門科目を活かすことなく徒労に終わってしまいます。

 

これまでの勉強を無駄にしないためには、科目の被っている行政書士の資格を取っておくことです。公務員試験に落ちた時の辛い気持ちを原動力に試験勉強を乗り切れることができます。

 

②公務員試験の受験者は行政書士試験に受かりやすい

公務員試験と行政書士試験は相性がいいです。公務員試験の受験者はたとえ落ちたとしても行政書士試験には受かりやすいといえます。

 

理由として、公務員試験と行政書士試験の主要科目が被っているため試験対策がしやすいことがあげられます。テストのレベルも比較的近く、公務員試験の勉強をある程度してきた人であれば行政書士試験の過去問をいきなり解いてもそれなりに解いていけます。

 

・被っている主要科目は4つ
行政書士の主要科目は「民法」「行政法」「憲法」「商法」です。この4科目がある程度できれば合格できます。
公務員の行政事務系区分であればこの主要4科目はすでに勉強していると思います。

参考:【資格スクエア 行政書士試験科目】

 

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③就職の選択肢が増える(行政書士資格は就職活動で評価される)

行政書士の資格をとる理由としてシンプルに就職に有利です。行政書士の資格を取れば行政書士事務所で働かなくても一般企業で評価されます。

 

公務員試験に落ちると何の結果も残りませんが、行政書士の資格を取っていると履歴書に書けるので法律の素養があることが企業の人事の方に分かってもらえます。将来的には法務部や法律の知識を活かしたキャリアに進む選択肢も出てきます。

 

参考記事リンク:行政書士資格を就職・転職に活かす【スタディング】

 

行政書士の資格が就職で有利になるかについて以下の記事でも解説しています。

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公務員試験に落ちた人が行政書士の勉強と同時にすべきこと

行政書士試験は毎年11月に行われます。受験した公務員試験に全て落ちてから時間がある場合はどうすればいいのでしょうか。

 

インターンに行きましょう。

早く正社員や公務員で安定した仕事をしたいと思うかもしれませんが焦ってはいけません。正社員として働くのが1年遅れてたくらいで人生にたいした影響はありません。

 

法務事務所にインターンしよう

「公務員試験に落ちたけどやっぱりあきらめきれない」「民間企業がなかなか決まらない」と悩んでいる人は法務事務所にインターンするのがおすすめです。

 

法務事務所がおすすめの理由として以下の4つのポイントがあります。

 

ポイント

1 法務事務所で働くと公務員の仕事が見えてくる
2 公務員試験の勉強になる
3 履歴書の空白期間にならない
4 週3~4日のペースで働けるため勉強しながら働くことができる

 

重要なことは公務員試験に落ちたからといって焦る必要はないということです。法務事務所は「弁護士事務所」「司法書士事務所」「行政書士事務所」があります。どこも学生のインターンを受け入れています。

 

主に行う作業は書類の作成補助や事務作業です。これらの「士業事務所」の仕事は公務員の仕事と似ています。どちらも法令に従って行う仕事です。

 

法務事務所のインターンの探し方

法務事務所の探し方は3通りあります。

 

①リクナビなどの就職サイト
②弁護士会や司法書士会の求人広告
③大学のキャリア相談室

 

インターンで経験する実務は事務所によって大きく異なりますので求人広告や面接の際に詳細を聞きましょう。例えば弁護士事務所であれば裁判関連の仕事はある程度イメージできますが、司法書士事務所の「登記」の仕事はイメージできるでしょうか。

 

インターンでこれまで知らなかった仕事や業界に触れることで思いがけない選択肢が増えます。公務員になること以外にも魅力的な仕事は数多くあります。公務員試験に落ちたことは新しいことにチャレンジできるチャンスでもあります。

 

法務事務所の仕事に携わった後に「やっぱり、公務員として働きたい」「司法書士や行政書士の道に進みたい」と思うかもしれません。

 

まとめ:公務員試験に落ちたら行政書士資格を取り、法務事務所のインターンをしよう

今回のポイントを以下にまとめます。

・公務員試験に落ちた人が行政書士の資格と取るべき理由は3つ

①資格を取らないと努力が無駄になる

②公務員受験者は行政書士に受かりやすい

③就職に有利になり選択肢が増える

・行政書士試験の勉強と同時に法務事務所にインターンすべき

・新しい仕事に触れることで視野が広がる

 

公務員試験に落ちるのは辛いですよね。

これまで努力して勉強したが結果がでなかったとしても、合格するために必死に努力した事実に変わりはありません。この努力は考え方次第で別の道に活かすことができます。

 

公務員だけが仕事ではありません。思いがけない素敵な仕事に出会うためにチャレンジし続けることが大切です。

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