行政書士と司法書士の受験科目である「会社法」。覚えにくいですよね。覚えにくいというより理解できない。
理解できないから暗記をしてしまう。単なる暗記では効率が悪くなります。会社法は理解して暗記することが重要です。
会社法の勉強をする前にすべきことは「入門書」を読むことです。
行政書士や司法書士のテキストでいきなり会社法の勉強をしてしまうと高確率でつまずきます。
「資本金とはなにか?」
「株式を上場するとどうなるのか?」
「公認会計士と税理士の違いはどこにあるか?」
これらの質問が分かりますか?
分からない人はまずは会社法の入門書を読みましょう。
会社法を勉強する上で常識となる専門用語や知識をある程度インプットしておくことで、スムーズに会社法の勉強ができます。
受験用のテキストでは基本的な知識を前提として解説されています。基礎の知識は割愛されていることがほとんどです。
まずは会社法の入門書を読むことから始めましょう。
入門書を何冊も読む必要はありませんが、1冊は読んでおくべきです。
おすすめの会社法入門書(の入門書)
①会社法の入門書を読む前におさえとくゼロからの簿記会計&経理経営のオハナシ
入門書の入門編です。会計士や税務の観点から会社法を解説しています。
法律家の書いた本では書かれない、会社法の基礎となる用語を会計実務と交えて説明しています。(仕訳を使うため簿記の勉強をしている人はかなり分かりやすくなっています)
会社法を一通り勉強した人が読んでも「あぁこういうことだったんだ」思う箇所がいくつもあります。学習者でも楽しめます。
「資本金が1億円あるからといって会社に1億円があるわけではない」
「準備金や積立金を積み立てる意味」
「会社法と金融商品取引法との関係」
「株式移転とホールディングス」
これらは行政書士試験や司法書士試験のテキストのみで勉強をしている人には分からないことです。しかし、会社法を理解するにはとても重要なことです。
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ちなみにこの本はAmazonプライム会員であればなんと無料で読めます。
だいたい7時間くらいで読める量です。
会社法の勉強の前に入門書をさくっと読んでおきましょう。他にも良書はあると思いますが、いずれにしても1冊読んでおけばOKです。
間違っても学者さんの書いた分厚い基本書を頭から読んではいけません。確実に挫折しますから。
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