宅建

【宅建テキスト3選】再受験生はテキストを買い替えるべき。

2019年8月21日

宅建に再受験する時にテキストを買い替えるか迷いますよね。

「1つのテキストを完璧にした方がいい」
「落ちたのはテキストが合わなかったから買い替えるべき」

テキストの買い替えるべきかどうか、それぞれにメリットとデメリットがありますが、合格の可能性を高めるには断然テキストを買い替えるべきです。

なぜ、「宅建」の再受験者はテキストを買い替えるべきなのか。詳しく解説します。
※資格試験によっては1つのテキストを完璧にした方がいいですが、「宅建」に関しては買い替えるべきです。

宅建のテキストを買い替えるべき理由

1 テキストを買い替えることで「理解力」が高まる

宅建の主要科目である法律はとても抽象度が高いですが、論理的な学問です。試験に合格するためには法律を「理解」しなければなりません。

Q.未成年者は単独で相続の承認ができるか?

A.できない

なぜか?相続の承認をするとプラスの財産だけでなくマイナスの財産まで承継することになる。「重要な権利関係のため未成年者の単独の判断には任せない」という法律による保護がされています。

 

法律には必ず理由があります。どうしてこういった結論になるのかを「理解」することが重要です。一度理解すれば二度と忘れません。

この「理解」を強化するのが複数のテキストを読むことです。宅建のテキストは同じ内容が書かれているように見えて、違った切り口で「解説」しています。

1つのテキストでは理解しきれなかったことも、また違った角度の解説を見ることで理解できます。宅建は法律の理解力を高めることが合格への要件です。

 

2 宅建のテキストは安い

テキストを買い替える理由としてシンプルに価格が安いです。司法試験や司法書士試験用のテキストを買い替えると数万円かかりますが、宅建は10,000円以下で済みます。

 

3 法律の改正がある

法律の改正がある場合はテキストを買い替えなければいけません。古いテキストを使っていると解けない問題が出ます。

「テキストを買い替えなくても法律が改正されたところを勉強すればいいじゃないか」と思うかも知れませんが、おすすめしません。

「あれ、これ改正されたっけ?」と余計な混乱を生じさせるだけです。

「このテキストは合格に必要な知識を網羅されているから、テキストさえ覚えればいい」と信じながら勉強したほうが圧倒的に効率的です。

 

余談:テキストの内容はネットでほとんど見られる

余談ですが、宅建のテキストはわざわざ本屋に行かなくても、ネットでためし読みができます。

あまり知られていませんがアマゾンには「なか見!検索」という機能があります。なんとネット上でテキストがフルカラーで内容のほとんどが読めてしまいます。

買い替えたいテキストをじっくり吟味して買うことができます。これまで使っていたテキストと比較して、タイプの違うテキストを買いましょう。

 

宅建テキスト買い替え3選

①【出る順宅建士】

法律資格に定評のあるLEC東京リーガルマインド出版です。法律予備校の大手だけあって、内容のクオリティは素晴らしいです。

宅建のテキストにありがちな、初心者に興味をひかせるようにフルカラーや図解多めのテキストではありません。イラストや図を好まず、淡々と法律を勉強していきた人におすすめです。

【買い替えおすすめポイント】
「権利関係」「宅建業法」「法令上の制限・税・その他」の3つに分かれているので、買いたい科目だけテキストを買い替えることができます。

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②【らくらく宅建塾】

このテキストで独学している人はかなり多いです。宅建学院の出版です。宅建に特化した会社だけあって宅建業法のテキストは他のテキストより詳細で評判がいいです。

語呂合わせが載っていたり、法律資格の予備校とは少し雰囲気が違います。堅苦しさはなく法律初学者に向いているテキストです。

【買い替えおすすめポイント】
法律資格予備校出版のテキストで勉強してきた人にはこのテキストは新鮮です。

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③【わかって合格(うか)る宅建士基本テキスト】

LECと並んで有名な大手予備校TAC出版です。

独学合格に重点をおいていて、初学者でも分かりやすいようにかみ砕いた説明がされています。

ただ、テキストだけでは知識不足は否めません。過去問や問題集で知識を増やす必要があります。

【買い替えおすすめポイント】
フルカラーでイラスト多用のテキストです。LECのテキストを使用していた方に買い替えをおすすめします。

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宅建のテキストを買い替えるべきでない人

宅建のテキストをご紹介しましたが、不合格であっても宅建のテキストを買い替えるべきでない人がいます。

・1つのテキストを3回以上読んでいない
・宅建にぎりぎりの点数で落ちた

このケースに当たるときは、1つのテキストを使い続けましょう。まずは持っているテキストを完璧にすることが必須です。

合格者はテキストを最低3回以上は読んでいます。
(宅建のテキストはページ数が少ないのでもっと読むべきですが)

宅建にぎりぎりの点数で落ちた人もあせって勉強法を変える必要はありません。今までの勉強法で知識を増やすだけです。テキストを買うより新しい問題集を買うべきです。

 

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