前回は便利なオンライン申請で登記簿謄本(登記事項証明書)を取得しました。☟
登記簿謄本をオンラインで請求する 家に居ながら簡単に謄本を取れました。
今回は直接法務局に「登記事項証明書交付申請書」を出し登記簿謄本を取得します。
直接法務局に申請する方法は二つあります。
①法務局の窓口に申請書を申請する
法務局に備えつきの申請書を記入しその場で登記簿謄本を貰います。
②郵送で請求する
法務局宛に、「申請書」「収入印紙」「返信用封筒」を同封して送ります。
①の法務局の窓口が便利な理由
必要なもの
分からない場合は受付に相談しましょう。
地番と住居表示の確認方法
1)法務局で確認する
地番が知りたいと受付の方に伝えましょう。
2)ブルーマップで確認する
ブルーマップには通常の地図に地番がのっています。インターネットサービスや法務局に備え付けられているものを利用できます。
~登記簿謄本取得の流れ~(法務局の窓口に申請書を申請する)
①管轄法務局に行く
②備え付けの申請書を記入
③謄本を受け取る
①管轄法務局に行く
対象となる不動産を管轄する法務局はこちらから確認できます。→法務局管轄の案内
基本的に一番近くの法務局の出張所が管轄です。※本局ですべての不動産の登記簿謄本が取得できるわけではないので注意してください。
②備え付けの申請書を記入
記入個所
1)住所氏名
2)種別、市町村、地番、家屋番号
土地と建物は別々の登記簿謄本があります。
3)収入印紙を貼る
手数料600円分の収入印紙を貼ります。収入印紙は法務局や郵便局にあります。あらかじめ収入印紙を買わなくてもその場で買うことができます。また、廃止された登記印紙も使うことができます。
4)共同担保目録欄にチェックを入れる
共同担保とは複数の不動産に一つの担保権(抵当権等)が設定されている状態のことです。登記簿謄本の最後の欄に記載されます。
「現に効力を有するもの」または「すでに消滅したもの」を含むかチェックを入れます。
5)「謄本」か「抄本」にチェックを入れる
謄本とは登記の全部を証明しています。抄本とは登記の一部を証明します。マンションの敷地権など共有者が多い場合は共有者の一人のみに関する部分のみを請求しましょう。
6)謄本を受け取る
先ほど書いた申請書を受付に提出します。十数分待つと登記簿が貰えます。
まとめ
オンライン申請同様に簡単に登記簿謄本は取得できます。