法学部生「ゼミは必修じゃないし、入るか迷うなぁ」
こんな悩みを持っている法学部生に「ゼミは入らなくても問題はない」ことを解説する記事です。
この記事を書いているわたしはMARCH法学部を卒業していますが、もちろんゼミに入っていませんでした。この経験をもとに解説していきます。
1法学部はゼミに入らなくても問題はない理由
そもそもなぜゼミに入らないのか
この記事を見ている方は「ゼミに入りたくない人」だと思います。そもそもなぜゼミに入りたくないのか。
理由はおもに以下の主に3点考えられます。
・単純にめんどくさい
・プレゼンや発表をしたくない
・法律に興味がないので勉強をしたくない
かつての私もそうでしたが、後ろ向きな理由でゼミに入りませんでした。
周りの人たちがゼミに入ってるしある種の同調圧力がありましたが結局ゼミには入りませんでした。
結論としては特に問題はありませんでした。
ゼミに入らなくても問題はない理由
次のとおりです。
①就職活動に影響なし
②ゼミでたいしたことは学ばない
③興味がなければゼミに入るべきではない
①就職活動に影響なし
ゼミに入っていなくても就職活動に影響はありません。
そもそも面接官からゼミのことを聞かれることはほとんどなく、たとえ聞かれたとしても多くの学生が自らゼミのことを話しているので差別化ができません。
そのためゼミに入ってないからといって不安になる必要はありません。ゼミに入っていない学生は多くいます。大学によっては人数の関係でゼミに入れないケースもあります。
「ゼミは就職活動に影響なし」です。
②たいしたことは学ばない
「ゼミ」と聞くと何かすごい深い研究をしているようにも思えますが、実際はたいしたことはやっていません。
法律知識のない学部生が短時間でリサーチして発表する内容はたかが知れています。普段の講義や法律資格試験のレベルと同じです。
たとえば、民法や会社法であれば基本的に判例や学説を調べるだけです。ゼミを通して身につく能力はプレゼン能力や文献の探し方くらいです。
「ゼミはたいしたとこは学ばない」
③興味がなければゼミに入るべきではない
みんながゼミに入っているからといって、興味がないにも関わらずゼミに入るのはやめるべきです。
理由は以下の通り
・得られるものがない
・単位を落とす可能性がある
・チャレンジする機会を失う
周りに同調してゼミに入るのは完全に思考停止です。ゼミに入らなくても卒業はできますし無理に入る必要はありません。
興味がないのにゼミに入り、ついていけなくなり単位を落としては本末転倒です。軽い気持ちで単位が取れるほど甘くはありません。
ゼミに入らない代わりに別のことにチャレンジする方がよっぽど有意義です。
2法学部生がゼミに入らない代わりにすべきこと
「ゼミに入らないことで就職活動で不利になる」ということはありません。
ただし、「ゼミに入らない後ろ向きな自分」はこの先の進路でマイナスになるかもしれません。
そのため、単にゼミに入らない選択をするのではなく代わりに自分で積極的に何か別のことをしなければなりません。
1ゼミに費やす時間を使って資格を取るべき
ゼミに費やす時間は1回の講義で2時間×28回で56時間。それにリサーチ時間を加えると1つのゼミに100時間を費やしています。
この100時間をゼミではなく資格試験の勉強に当てることで取れる資格があります。
どうしてもゼミに入りたくないけどゼミに入らないことに後ろめたい気持ちがある人は資格を取りましょう。
法学部生が取りやすい資格は3つです。
・宅建
・行政書士
・FP3級
いずれも法学部のアドバンテージが活きる試験です。ゼミに入らずに資格を取ることでむしろ就職活動に有利になります。
行政書士については下記の記事で在学中に受かるポイントをまとめています。
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大学生が在学中に行政書士を取るとどうなるのか【就職で不利になる?】
行政書士の勉強をするか迷う大学生「大学在学中に行政書士を取っておけば就職活動で有利になりそうだな。でも、仕事に関係ない資格を取ってたら逆に就職活動に不利になるのかな?」 行 ...
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2何か新しいことにチャレンジする
資格を取る以外にできるチャレンジは数多くあります。
たとえば
・インターンにいく
・海外に留学する
・ブログを書く
思考停止でゼミに入った人ではできないことにチャレンジすることで「ゼミに入らなかったこと」に意味があります。
まとめ:法学部生はゼミに入りたくなければ入らなくていい。その代わりに新しいことにチャレンジしよう
記事のポイントをまとめます
・ゼミに入らなくてもいい理由は3つ
①就職活動に影響なし
②ゼミでたいしたことは学ばない
③興味がなければゼミに入るべきではない
・ゼミに入らない代わりに資格取得や新しい挑戦をしよう
周りの人がゼミに入っているからといって自分も無理に入る必要はありません。
たとえ入らない理由が後ろ向きであっても、ゼミ以上のことをすればいいだけです。決断するのは自分で誰かの意見や同調圧力の前に思考停止してはいけません。
「今の自分がゼミに入ってなにが得られるのか」これを自問自答しながら自分で決断しましょう。